2009年12月24日
失敗が常、成功すれば儲けもの、そういった感覚の強い新規事業開発ですが、失敗には必ず原因があり、それを防止することで成功確率が上がります。その失敗の最大要因こそ現場力・組織力(現場の人たちの仕事の進め方・事業に取り組む意識・チーム構成・マネジメント力)の欠如だったりします。事業プランのセンスの無さではないのです。
新規事業開発の失敗も経験も、その現場力、組織力に大きく依存します。新規事業開発が企画・調査から始まって実現され、それが大きく育つ為には、
全てが必要とされる。
ただ、一担当者で全てできうるものでもなく、寧ろその事業フェーズによって、プレイヤーが変わる(変えるべき)事も多い。
新規事業開発は、そのフェーズ毎に、外部環境、内部環境を鑑みながら、試行錯誤を繰り返し成功への道筋を見つけて邁進する力が必要。
それらは、外部コンサルティング会社によって成されるものでもなければ、教科書どおりにやればうまくいくようなものでもない。
どれだけ将来有望な事業企画が出来たとしても失敗するケースが沢山ある。それらを実現し成功へ結びつける為に必要なのが現場力。
仮説と検証を最大限の効率で繰り返し最適解を見出し邁進する力を現場の人々がもてた時、成功確立はぐっと上がる。
そんな現場力を、新規事業開発の現場経験10年、数十年の経験者が、連れずれなるままに、吐き出してみます。
© 2019 新規事業開発の育て方~成功も失敗も現場力・組織力~ | Theme by Eleven Themes